今日は日焼け止めのお話です。
今年も早いものでもう4月後半…
GWに入るとお出かけシーンも増えますし
陽が延び紫外線も強くなったのを感じています。
みなさんは、
「日焼け止めって夏だけのもの」
「夏だけ毎日塗れば大丈夫!」
と思っていませんか?
実は、私がそうでした。
私はよくおばあちゃんから、
COCOちゃんは色が白かね~
と言われるくらいには色白でして、
でも10代は私とは真逆な
こんがり焼けた黒ギャルに憧れていました照
・・・。
夏になればベランダで日焼け止めを塗らず
肌を焼くも黒くなれず
結果、真っ赤に火傷の様になって終わる…
その繰り返しを
毎年夏になると懲りずにやっていました(^^;)
今更ですが、大後悔です。。
なぜなら30代に突入した今、
シミ・そばかすが急激に顔や体に増えたから(泣)
私のような後悔をしないためにも
今日は日焼け止めについてまとめていきます。
紫外線の作用
紫外線 = UV(ultraviolet)といいます。
紫外線と聞くと、
肌に悪く絶対に遮断したほうが良いもの
となんとなく考えますよね。
女優さんやモデルさんなど
綺麗な方はみなさんUVケアを徹底している
イメージをいだかれる方も多いと思います。
しかし、太陽を浴びること全てが
悪ではないのです!
紫外線の役立つ作用としては、
消毒作用、ビタミンDの合成、血行や新陳代謝を活発にするなどがあげられます。
自律神経を整えたり、まったく浴びないよりは
身体にとって良いこともあることは覚えておきましょう!
しかし…今日の本題、
皮膚にとっては有害な面も多くあることも事実です。
日焼けだけでなく、長時間紫外線にさらされると
シミ・そばかすなどの色素沈着を助長し
皮膚細胞を傷つけて老化を促す因子になります。
さらには、皮膚ガンへと発展することもあるのです…
日焼け対策をなぜするのかというと、
上記のような皮膚への有害な作用を阻止する為はもちろん、言い換えれば、スキンケアだけでなく日常から取り入れるべき「アンチエイジング」であると言う事もしっかり覚えておきましょう!
紫外線の波長による肌への影響
私たちはひと言で「紫外線」と呼んでいますが、
紫外線には「波長」というものがありその波長によって作用が異なるのをご存じですか?
波長の長い順に以下の通りです
- 【 UVA(A波、長波長紫外線)】
-
〇肌を黒くする
〇シワ・たるみ - 【 UVB(B波、中波長紫外線)】
-
〇真っ赤に日焼けを起こす
〇シミ・そばかす・火傷 - 【 UVC(C波、短波長紫外線)】
-
〇通常地上には届かない
波長が長いほど皮膚の奥まで入り込み
「A波」>「B波」>「C波」
波長が短いほど有害性が高い
「C波」>「B波」>「A波」
という性質があります。
冒頭でCOCOが言っていた、日焼けして真っ赤に火傷したのはB波による作用だったんだね
でも、黒くなる人と赤くなる人って何がどう違うんだろう??
黒くなる人と赤くなる人の違い
ポイントは「メラニン色素」にあります!
実は元々の地肌が白い方は、
日に当たった際に赤くなっても、ほとんど黒くならないという傾向があります。
なので逆に、地肌が黒い人は、
日に当たると赤を通り越してすぐに黒くなり、色がなかなか元に戻らない傾向にあるのです。
この「肌の色」の違いは
「メラニン色素」の量であり、
地肌が白い人は、
生まれ持ったメラニン色素の量が少なく、
地肌が黒い人は、
生まれ持ったメラニン色素の量が多いのです。
メラニン色素がもともと少ないお肌は、メラニン色素を生成する力も弱いので、紫外線によるダメージを直接受けてしまい火傷のように赤くなってしまいます。
反対に、メラニン色素がもともと多いお肌は、紫外線によるダメージをブロックするために、メラニン色素をどんどん生成してしまうため黒くなりやすいのです。
つまり、日焼けをして黒くなったお肌の方が「よく日焼けをした」と思われると思いますが、実際はそれよりも肌に「ダメージ」を大きく受けているのは赤くなってしまうお肌の方なのです・・・
日焼けしてしまった時の対処法
私は何度も言うように、
「赤く火傷のようになる」タイプです。
その際、昔から祖母や母に
「カーマインローション」か「アロエ」をたっぷり塗りなさい!と嫌になるほど言われていたのですがこれら、本当に効果があります。
アロエやカーマインローションは、日焼けを起こした皮膚のほてりを鎮めて、肌の回復を助けるための化粧品で、消炎効果や保湿効果を期待できるからなんです。
私はうっかり真っ赤に日焼けしたときは
とにかく失われた水分を表面からも入れたくて化粧水をたっぷり全身に塗った後、
こちらのアロエを
分厚く赤いところを中心に塗りたくります
私は片手で直接出せて、近所の薬局に500円以内で購入できるこちらのチューブタイプが好きで使っています!
正直、即効性は私は感じませんが、2~3日続ければ確実に赤みは落ち着きますので比較的安く手に入るアロエ、ぜひ試してみてください。
全ての肌タイプに合うわけではないのでかぶれやすい方などは注意してください。
日焼け止めの持続時間
一般的に日焼け止めの効果が持続するのは
2時間程度と言われています。
しかし、夏場は汗をかいたり泳いだりすることも多いのでその場合はこまめに塗りなおすことが推奨されています。
SPFとは
日焼け止めを買うときに、意味は理解していなくとも購入する際になんとなく意識している方も多いのではないでしょうか。
SPF50、SPF50+、などよく見かけるけど
いったい何なのか??
解説していきます!
日焼け止めは、使用シーンに合わせて選べるように
「紫外線遮断効果」というものを表示しています。
その中で、
肌に炎症を起こすUVB(紫外線B波)の遮断効果を表しているのがSPFです。
SPF値とは = 紫外線防御指数の略で、
肌が赤くなる日焼け(サンバーン)の原因となる紫外線B波を、日焼け止めを塗ることで、塗らなかった場合に比べてどの程度時間を延ばすことができるのかを測定した値です。
SPF値の目安は、
- SPF15
-
日常生活(散歩や買い物など)
- SPF15~30
-
野外での軽いスポーツやレジャー
- SPF30~50
-
炎天下の活動、海や山でのスポーツ
- SPF50+
-
夏の紫外線が強力な場所、
紫外線に敏感な人
となります。
SPFの数値単位は、1単位を、20~25分とします。
つまり「SPF1」は何もつけていない状態より20~25分程日焼けを遅らせるということになります。
例:SPF50の場合 → 約20分×50=約1000分(16.6時間)
朝8時にSPF50の日焼け止めを塗った場合、夜中の1時まで効果が持続するという計算になりますが、上記でもふれたように、汗や水で流れやすい環境の場合はこまめに塗りなおすことも大事と言えます。
ちなみに、UVケアの下地とファンデーションを両方使っても、SPF値は単純な足し算にはなりません。しかし、重ねて使用した方が効果は高まるので、日焼けが心配な方は、下地もファンデーションもUVカット効果のあるものを使用すると良いでしょう。
PAとは
続いて、
SPFの次に表記があることの多いPAについて。
PAとは、老化の原因となるUVA(紫外線A波)の遮断効果を表した表示です。
つまり、
皮膚の黒化(サンタン)の原因となる紫外線A波を、日焼け止めを塗ることで、塗らなかった場合に比べてどの程度時間を延ばすことができるのかを測定した値です。
PA効果の度合いは4段階で表示され、
- PA+ …効果がある
-
2~4倍延ばせる
- PA++ …かなり効果がある
-
4~8倍延ばせる
- PA+++ …非常に効果がある
-
8~16倍延ばせる
- PA++++ …極めて高い効果
-
16倍延ばせる
となります。
紫外線A波・紫外線B波ってなんだっけ?
という方は上記のこちらをご覧ください♪
SPF = 紫外線B波によるダメージ(赤くなる)を延ばせる時間
PA = 紫外線A波によるダメージ(黒くなる)を延ばせる時間
実際の商品を見てみよう
では実際の商品と合わせてみていきましょう。
こちらは現在私が愛用している日焼け止めです。
表記には、
「SPF50+」「PA++++」とあります。
この商品から分かることは、
SPFの効果として、紫外線B波による赤みが出る時間を延ばせる時間がMAXの「50+」あり、「長時間紫外線が強力な場所に居る方や紫外線に敏感な人」におすすめ。
また、
PA表示から分かることとして、紫外線A波による肌の黒化が出る時間を延ばす時間がMAXの「PA++++」あり、「極めて高い効果が期待できる」商品となっています。
真夏の炎天下にも心強いアイテムですね!
昨年の新作で、
メイク前に顔専用で使用していますが、
とってもおすすめです!
まとめ
日焼け止めは「日焼けしない」アイテムではなく、
日焼けによるダメージを「遅らせてくれる」アイテムという事がわかりました。
夏だけでなく、秋冬の小1時間の外出なら「SPF20」や「SPF30」を使用し、
夏や4時間以上の外出なら「SPF50」を使用するなど用途や季節によって使い分けることも、1年を通しての日焼け対策になるので是非参考にしていただけたらと思います!
日焼けをした後は、その後のケアも大事になりますので日々のアンチエイジング、一緒に頑張りましょう!
本日も、ご覧いただきありがとうございました☆